江東区亀戸の税理士|ひろしま会計グループ

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ひろしま会計グループ

【事例③】新たな売上創出が難しかった事例

C社は、建設業の2次下請けとして売上を確保する中、人手不足や社会保険加入における経費の圧迫や後継者問題など、多岐に渡る課題を抱えていました。新規事業の展開を図る 余裕もなく、この先どうしてよいか分からないといった状況に陥っていました。
長年の目標は1次下請けとして現場に入ることだそうですが、2代目の息子はまだ後継者としては育っておらず、将来のことを見据えた新規事業の展開など深く考えることなど出来る状況ではなかったのです。

この様なケースは、営業をするといってもどうしても受け身の営業になってしまいがちです。結果的に「親会社から受けた仕事をただこなしているだけ」といった状況に陥って しまいます。社内では月1回の会議が開かれていましたが、形式的に過ぎませんでした。このような状況では、売上先を新規に開拓することは難しい環境であるといわざるを得ません。

幹部社員にも会社の現状を知ってもらう

当事務所の対応策としては、まず、中期経営計画書の作成(将軍の日)に参加するようご提案させて頂きました。
数字を細かく知らなかった幹部社員にも知ってもらい、その上で、今後5年間の中期経営計画書を皆さんで作成して頂き、社員全員の共通の目標を設定して頂きました。
そして、月1回の会議に会計事務所担当者が参加する「会議支援」をさせて頂くこととなりました。

検証と改善を繰り返し顧客増加につなげる

中期経営計画書作成後、月一回の会議支援に継続して当事務所の担当者が参加し、社員全員に計画目標に対する行動計画書を作成/発表して頂き、翌月にその内容を確認しチェックしました。そして、その都度議事録を作成し、会議内容と次回までやるべきことの確認をするといった流れを守りました。

社員一人一人がこのようなPDCAサイクルの繰り返しを行うことで、検証や改善が出来ないといった状況が無くなり、新規顧客も増えてきました。また、会議に外部の人間が加わることで、こなすだけの会議から顧客増加の会議へと変化が見られ、会社全体の真剣味もいっそう増してきました。

形式的だった会議に真剣味が増す!

今までの形式的な会議の様子が一変し、社員が活発に発言するようになったのは、PDCAサイクルの効果が大いに発揮された結果だと思います。
会議についても、外部の人間が加わることで、会議に対する真剣味が増し、新規顧客も少なからず増えてきました。

計画(Plan)、実行(Do)、評価・検証(Check)、改善(Action)のPDCAサイクルを繰り返すことで、計画を立てても結果がついてこない、やるべきことに追われて検証・改善をすることが出来ないという状況をなくし、中期経営計画を「絵に書いた餅」で終わらせること無く実行するお手伝いをしていく予定です。

 

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