法人が加入する保険にはいろいろな種類があります。
- 事業保障としてのもの
- 従業員の福利厚生としてのもの(退職金の備えを含む)
- 役員の退職金の備えとしてのもの
- 事業承継対策としてのもの
など多数ありますが、自社が加入している保険について一度整理してみてはいかがでしょうか?節税目的で加入した保険もあると思いますが、本来の保険の目的に合っているか見直すのもいいでしょう。
また、保険内容によって、全額経費として計上できるもの、一部しか経費に計上できないものがあります。
更に、法律は変わりますので、今まで全額経費計上できていた保険が、一部しか経費として認められなくなることもありますので、毎期ご確認下さい。
※平成18年4月28日以降、4分の1しか経費計上が認められなくなった保険…『長期傷害保険』
長期傷害保険に加入している方は、今まで全額経費計上できましたが、平成18年4月28日以降は4分の1しか経費として認められなくなりました。ただし、保険契約の内容は一切変更はありませんのでご注意下さい。
(富田 溶子)