私たちが給料やボーナスをもらうとき、その所得税は源泉徴収で天引きされています。そして12月に年末調整で1年間の所得税が精算されます。
なぜ、年末調整が必要かといいますと・・・
- 年の中途で赤ちゃんが生まれたりして扶養親族が変わることがあること
- 生命保険料や損害保険料の控除は年末にまとめて差し引くことになっていること
- 源泉徴収事務が複雑にならないよう毎月の給料やボーナスに適用する税額表が簡略化されていること
などによります。つまり、毎月の給料やボーナスから源泉徴収された所得税と1年間の収入に対する正しい税額とを比べて、納めすぎていたら還付され、足りないときは納付することになります。
※定率減税が引き下げられました。
昨年度:所得税額の20%(最高25万円) ⇒ 今年度:所得税額の10%(最高12.5万円)
(斎藤 勝)