最近、ニュースなどで名前・生年月日等の登録間違いで本人と確認できないために「受け取る年金の額が少ない」「年金を受け取ろうとしたら保険の加入履歴がなかった」ということが話題になっています。
社会保険事務所でのミスという指摘が大半のようですが、会社が従業員の資格取得の届出をするときから注意をすれば、ミスを防ぐことができます。
例えば健康保険証の発行をした際は、必ず担当者が記入間違いはないか目を通してから本人に渡すなど、確認をするように心がけると良いでしょう。
また、生年月日は一見必要のないものと思われがちですが、介護保険料や雇用保険の免除対象高年齢労働者に該当する時期を把握するために重要であると言えます。
介護保険に関しては、毎月の給与計算の際には常に意識していなければなりません。
(廣島 三津子)