今や企業がホームページを持つのは当たり前で、業種によっては「ホームページを持たない企業は企業として存在しないに等しい」と言われています。インターネット上で商品やサービスの提供を行っていない企業も、自社の紹介程度を掲載したホームページを持つ必要があるでしょう。
一方、ホームページを持っていても、サイトへの訪問者がいなければ、「存在しない」企業と同じです。
Webマーケティング(Web上での販売戦略)はホームページを中心に行うため、まずは自社のホームページを分析する必要があります。ホームページへの来訪者が一日に何人いるのか、どの時間帯によく見られているのか、どんなキーワードを使って検索してきたのか、来訪者はホームページのどこに興味があるのかなどを分析し、より多くの問い合わせや購入を促すために、どこを改善すればよいのかを考えていきます。
《問題点と改善策 例》
- ホームページへの来訪者が期待しているよりも少ない⇒様々な検索エンジンに登録したり広告を掲載したりして認知活動を行う。
- 被検索キーワードが期待するものと異なる⇒期待するキーワードをふんだんに使った情報を掲載するなどして、そのキーワードで検索してきたときに自社サイトが上位表示されるように工夫する。
- トップページや問い合わせフォームでの脱落者(ホームページを去ってしまう数)が多い⇒レイアウトを変更したり、問い合わせフォームの必要記載事項を見直したり、個人情報送信時に“セキュリティが万全である”旨の通知をするなどして来訪者を安心させるなど配慮をする。
ホームページの更新を自社で行っている場合は、無料で分析ツールを提供しているサイトがありますのでツールをホームページ内に設置してみるのもよいでしょう。(ex.“NINJA TOOLS http://www.ninja.co.jp/)
外部業者にサイト管理を依頼している場合は、分析サービスを行っているか、問い合わせてみましょう。
※最終的な目標はサイトからの問い合わせ・売り上げ増であり、サービス・商品・製品自体の見直しが常に必要であることは言うまでもありません。
(廣島 和代)