近年、パソコンの価格の低下や通信環境の整備等に伴い、ITが日常活動や企業活動で一層浸透してきています。
経済産業省『平成18年度電子商取引に関する調査』によると、“普段店舗で購入していた物品・サービスを、よりインターネットショッピングで購入するようになった”という消費者は5割に達しています。
- 普段店舗で購入していた物品・サービスを、よりインターネットショッピングで購入するようになった 50.8%
- 購入する価格帯が広がり、より低額な商品やサービスを購入するようになった 30.6%
- 購入する価格帯が広がり、より高額な商品やサービスを購入するようになった 29.4%
- そのショップオリジナル(限定)や、なかなか手に入らない物品を購入するようになった 27.5%
- CDを購入する代わりに音楽ダウンロードを利用するなど、よりデジタルコンテンツを購入するようになった 8.6%
- そのショップオリジナル(限定)や、なかなか手に入らないサービスを購入するようになった 8.0%
一方、供給者である企業側のうち中小企業のインターネットの利用状況は『2008中小企業白書』によると、
- 電子メールの利用 90.6%
- 自社ホームページの開設 64.4%
- インターネットバンキングの利用 56.5%
に達するなど、我々の周囲にもひたひたとIT化の波が押し寄せている感があります。
しかし、中小企業においては電子メールやホームページなどを効果的に利用しているでしょうか?大企業に比較するとかなり遅れているようです。その原因は、①かなりの導入コストが必要、②IT人材がいない、という二つの問題があるからです。
この二つの問題を解決する方法として、最近、“SaaS”という新しい仕組みが出現しました。
“SaaS”の内容とITの有効利用については5月24日(土)に当事務所で開催するセミナーにて詳しく説明させていただきます。参加申し込み・詳細は当事務所までお問い合わせ下さい。(終了しました)
(廣島 清量)