平成21年度補正予算(経済対策)が5月29日に成立しました。
その中に「環境対応車への買い替え・購入に対する補助制度」がもりこまれています。
これは、環境性能の良い新車の買い替え・購入を促進することにより、環境対策と景気対策を効果的に実現することを目的として創設されました。
(条件及び助成金額)
1.経年車の廃車を伴う新車購入補助
最初の登録等から13年に達した古い車を廃車して、平成22年度燃費基準達成車への買い替えをした場合の補助。
登録車(普通乗用車等)・・・25万円
軽自動車・・・12.5万円
2.新車購入補助
古い車の廃車を伴わなくても環境性能に優れた新車(排ガス性能4☆かつ平成22年度燃費基準+15%以上)を購入する者に対する補助。
登録車(普通乗用車等)・・・10万円
軽自動車・・・5万円
(注意事項)
1. 適用対象期間
平成21年4月10日から平成22年3月31日
2. 新車、廃車の使用期間
買い替えの場合の廃車する車は、それまで1年間以上申請者が使用していたものでなければ
助成を受けることが出来ません。
また、新車については登録後1年以上の使用が求められ、違反すると助成金を返納しなければいけません。(事故等により新車を滅失した場合を除く。)
3. 乗り換えについて
登録車から軽自動車、自家用車から事業用車(それぞれ逆も含む)への乗り換えは助成の対象となりますが、乗用車からトラックへ等使用目的が著しく異なる場合には補助の対象とはなりません。
4月29日号で紹介したエコカー減税と併せて適用することができる為、エコカー以外の車と比べてかなり取得費を抑えることが可能になります。 (水田 裕之)