ひろしま会計事務所デジタル事務所通信でも数回に渡ってマイナンバー制度についてお伝えしてきましたが、いよいよ今月よりマイナンバー(個人番号)の通知が始まります。
あらためてマイナンバーとは何かをお伝えしますと、
マイナンバーとは、住民票を有する全ての方に1人1つの番号を付して、社会保障、税、災害対策の分野で効率的に情報を管理し、複数の機関に存在する個人の情報が同一人の情報であることを確認するために活用されるものです。
これにより行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平かつ公正な社会を実現することが期待されています。
マイナンバーが記載された通知カードは住民票の住所に送られることになっています。住民票の住所と異なるところにお住まいの方はご注意ください。簡易書留で送付される予定ですので、すべての人がマイナンバーを受け取るまでにはある程度時間がかかりそうです。受け取った通知カードはくれぐれも無くさぬよう保管をお願いします。
行政手続などでマイナンバーが必要になるのは平成28年からです。利用開始までに少し期間がありますが、会社としては従業員(扶養親族を含む)のマイナンバーを早めに収集し保管、管理をされることをお勧めします。
これに先立ちましてひろしま会計事務所では中小企業経営者のためのマイナンバー説明会を開催いたします。
制度の概要や従業員や取引先のマイナンバーの収集、管理の仕方についてわかりやすく解説いたします。最近ではマイナンバー関連商品なども様々なものが見受けられますが、会社としてどのような準備が必要なのか、間違いやすい例や今後想定されることなどもお伝えします。収集したマイナンバーの管理規定や従業員などからマイナンバーを収集する際の文例など実際に実務で利用できる書式例もお配りする予定です。
【中小企業経営者のためのマイナンバー制度説明会】
日時:11月5日(木)
時間:14:00~15:30(13:30より受付開始)
場所:ひろしま会計事務所セミナールーム
経営者の皆様のほか、社内でマイナンバーを管理される方は是非ご参加ください。
(石田 沙織)