新型コロナウイルスの流行をきっかけに、多くの企業で経営が見直されています。
他社に後れを取ってシェアや売上を失わないように、今こそ経営を見直すべきといえるでしょう。さらに、新しい事業や新商品(サービス)の開発の機会到来かもしれません。
実施に先立ち、会社組織の力を十分に引出すためには事業計画が必要です。以下、考えを整理し実行する事業計画の手順と要素を掲げてみました。
1)ビジョン・・将来(例えば3年後)はこうありたい
・新事業or新商品(サービス)・売上規模・店舗数・工場規模 ・顧客数 ・技術力
・新マーケット ・労働環境 etc
※ 構想・・→経営目標を設定する(・・・→明確にして行く)
2)現状はこうです
・売上高 ・財務内容・生産性・従業員数 ・労働環境 ・店舗数 ・顧客数 ・取扱商品(サービス)・技術力 ・販売方法(プロセス)・マーケット・営業力・etc
※ 経営目標達成のための課題抽出
3)ビジョン(経営目標)達成のための課題は
・マーケティング力・営業力・商品力・技術力・付加価値生産性・資金・人材etc
4)課題解決の手段と実行
・戦略の列挙 ・アクションプラン(何時までに何をする・組織や個人へ落とし込む)
※ Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)のサイクルを実施
※ 会社組織全体で行う、できれば外部の視点も参加させる
5)数字の裏付けは(四半期毎、1年毎)
・売上計画 ・仕入、費用計画 ・資金計画 ・財務計画
6)モニタリング計画(Check(評価))
・毎日行うこと ・毎週行うこと ・毎月行うこと ・3か月ごと et
※ 外部の視点が有効とされている
Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Action(改善)のサイクルを繰り返すことで徐々に組織や個人の目標や行動が明確になっていきます。継続することが大切です。
税理士 廣島 清量