Pay-easy(ペイジー)とは、税金などの支払を、金融機関の窓口やコンビニのレジに並ぶことなくパソコンやスマートフォン・ATMから支払うことができるサービスです。時間や場所を気にせず、番号を入力するだけの簡単操作で支払うことが出来ます。原則、手数料は無料です(ATMによる支払で時間外手数料などがかかる場合あり)。※パソコンやスマートフォンからの支払の場合、インターネットバンキングの開設が必要です。金融機関によっては、ご利用できない時間帯があります。各金融機関をご確認ください。
● Pay-easy(ペイジー)を利用して納付できる税目
国税、地方税(固定資産税、住民税、自動車税ほか)、国民年金保険料、厚生年金保険料等
自宅に届いた納付書にペイジーマークが入っているか、納付したい税金の確認番号等があればご利用可能です。※特別徴収の住民税についてはペイジー納付ができない自治体があります。
● Pay-easy(ペイジー)による納付の流れ(インターネットバンキング利用の場合)
①インターネットバンキングにログイン
普段のご利用と同様にログインID、パスワードを入力してログイン
②納付書などに書かれている番号を入力
インターネットバンキングの中の「ペイジー」または「税金・各種料金振込」などを選択し、納付書に記載してある下記の番号を入力
収納機関番号(半角数字5文字)・・・収納機関が国等であることを示す番号
納付番号(半角数字16文字)・・・納付案件を特定する番号
確認番号(半角数字6文字)・・・この番号等で納付の間違いを防止するとともに、セキュリティーを確保
納付区分・・・税目や納付区分(予定納税・確定申告など)の番号
③お手元の納付書と画面内容(税額等)が一致していることを確認
④支払ボタンを押し完了
領収証書は発行されません。領収証書を必要とする場合は、金融機関やコンビニ等で納付することをお勧めします。
●国税の登録方式による納税手続
国税(法人税等、消費税、源泉所得税など)の納付では、上記の納付区分番号等を納税者側が作成する必要があります。税目、納付の目的となる課税期間、申告区分、納付金額等の納付情報データ(納付情報登録依頼)を会社又は会計事務所が作成し、e-Taxに送信して事前に登録をします。再度、e-Taxにログインしメッセージボックスの受信通知から納付区分番号等を取得します。その後、インターネットバンキングにログインし、税金・各種料金払込のメニューに利用者識別番号、納税用確認番号、納付区分番号を入力して納付します。
また、源泉所得税及復興特別所得税の納付手続(自主納付分)は、この方式により、納付書に記入するのと同様に徴収高計算書データをe-Taxソフト(WEB版)等を使用して作成し納付手続を行います。
(伊藤 淳二)