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ひろしま会計グループ

新規事業立ち上げにM&A(合併・買収)を活用

経営者の皆さんは、日々成長と発展を目指してビジネスを展開されておられることでしょう。

しかし、最近のビジネス環境では、商品サービスのライフサイクルは短くなっているため、新規事業の導入は持続的成長のために不可欠だと言われています。

新規事業を創るには、市場の調査、製品の開発、販売チャネルの確立など、膨大な時間がかかります。M&A(合併・買収)はその時間を買い、事業を拡大する時間を大幅に早めることができる有効な手段です。そこで、以下、M&A(合併・買収)活用の有効性について解説します。

M&A(合併・買収)を活用することで、新規事業を立ち上げる際には以下のようなメリットがあります。

1既存のビジネスの拡大

M&Aを通じて他社を買収したり合併したりすることで、既存のビジネス領域を拡大することができます。これにより、新たな市場や顧客層にアクセスし、成長の機会を得ることができます。

2取得する企業のリソースやノウハウの利用

M&Aによって他社を買収することで、取得する企業のリソースやノウハウを利用することができます。これにより、新規事業の立ち上げや成長に必要なものを獲得することができ、時間と労力を節約することができます。

3競争力の強化

M&Aによって、競合他社を買収したり合併したりすることで、競争力を強化することができます。市場シェアの拡大や競争相手の排除などにより、強力な市場地位を確立することができます。

4顧客やパートナーの拡大

M&Aによって他社と統合することで、その企業の顧客やパートナーも引き継ぐことができます。これにより、既存のネットワークの拡大や新たなビジネスチャンスの創出につながることがあります。

5成熟したビジネスモデルの導入

既存の企業を買収することで、成熟したビジネスモデルや運営方法を導入することができます。これにより、新規事業の成果を早期に出すことができる可能性があります。

ただし、M&Aにはリスクや課題も存在しますので、慎重な計画と評価が必要です。十分な事前調査と専門家の助言を活用し、メリットとリスクをきちんと把握して進めることが重要です。

税理士 廣島 清量

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